1. 計画を立てる～いきなり片付けを始めると、色々な場所に目移りしてしまい、思うように進まない事があります。 「いつまでに」「どこを」「どのように」整理するのか大まかなスケジュールを立ててからスタートしましょう。
2. エリアを区切って進める～計画を立てたら、いよいよ具体的な「もの」の整理に入ります。ここでのポイントは、一度にすべてをやろうとしない事。一気に片付けようとせず、今日は押し入れ、次は机の引き出しと範囲を絞ることで達成感を得られ、モチベーションを保ちやすくなります。
3. 「財産の」整理～「もの」の整理と並行して、「財産」の整理も進めましょう。これは、相続トラブルを防ぐためにも、必ずやっておきたい項目です。特に通帳や印鑑・権利書など、時間が経つと忘れてしまうケースも。この機会に1箇所にまとめておくなど、一度整理することが大切です。
4.「情報」の整理～現代では、パソコンやスマートフォンの中にある「情報」の整理も欠かせません。これらの「デジタル遺品」は、放置するとご家族がアクセスできず困ったり、個人情報流失のリスクになったりする可能性もあります。
エンディングノートなどを上手に活用して、ご自身の意思や重要な情報を記録として残すことも大切です。生前整理の目的は、亡くなったあとのためだけでなく、これからの人生をより快適に生きるための整理にあります。焦らず、自分のペースで進めて行くことが何より大切です。